○公共建築積算システム
信頼性の高い設計書を作成することができる機能が搭載されており長年の経験と実績に基づき、さらなる業務の効率化に繋がるシステムです。

○公共建築工事の積算入力の流れ
1.工事情報入力・条件設定
積算する工事情報の登録を行います。
また、その他経費率(上限値・下限値・平均値)等の工事に関する条件設定や入力・印刷設定、直接工事費(丸め、運搬・運賃設定)、共通費計算(丸め設定)等の項目設定を行います。




2.データ入力
「種目別内訳」→「科目別内訳」→「中科目別内訳」→「細目別内訳」を登録し、「別紙明細」、「代価表」へ施工単価・市場単価・歩掛から必要なデータ入力 することで工事費を算出します。なお、「科目別内訳」・「中科目別内訳」では標準で搭載されている工事科目選択機能より工事科目の一括登録が可能です。



3.共通費計算
「共通仮設費」、「現場管理費」、「一般管理費」ごとに金額を算出し結果を表示します。工事工種(新営、改修、撤去)、工事種別(建築工事・電気設備工 事・機械設備工事・昇降機設備工事等)によって経費率が異なるため積算する工事工種や工事種別によって経費の算出方法は変わります。



4.積算書印刷
印刷帳票出力設定を1つの画面にまとめることで印刷したい帳票を簡単かつスピーディーに選択できます。またシート別に分けたExcel出力、各内訳別の印 刷フォームの設定、PDFがインストールされていないパソコンでもダイレクトにPDF形式に出力できるなど充実した機能が搭載されています。



○最新データのダウンロード機能
・複数の設計書を一つの工事データとして管理
本工事や付帯工事の設計データを一つの工事データとして管理することが可能なため、管理しやすく作業の手間が省けます。



○LAN対応(一元管理)機能
LAN接続によりサーバー・クライアント間でデータを共有することが可能です。また担当者ごとにユーザー権限を設定することができ、パスワード管理することでセキュリティーの強化にもつながります。



○科目(工事種別)の一括選択機能
「工種別内訳書標準書式」に基づいて登録されている科目一覧から必要な科目を選択するだけで「科目別」→「中科目別」までの工事種別を一括登録することができます。手入力作業が省けて、スピーディーかつ簡単に設計書を作成することが可能です。



○外部データ取込機能
PDF、Excelファイルで提供された設計書を自動解析し、システム内に工事データを取り込むことができるため、必要最小限の入力作業で設計書を作成することができます。




○単価・歩掛データの登録・作成機能
一つのシステム内で工事内訳入力ができ、入力画面上で単価データ・歩掛データの作成を簡単に行うことができます。データの検索機能も搭載しておりスピーディーな設計書作成が可能です。



○一つの設計書内で複数の工事工種経費を適用して全体の工事価格を算出します。
共通費算定条件を設定し、建築基準に準拠した経費で工事工種ごとに金額を算出します。「共通仮設費」・「現場管理費」・「一般管理費」に結果金額を出力し、各項目の計算結果を印刷して確認することができます。



○入札条件に合う工事実績を抽出し、検索・出力することができます。
総合評価落札方式とは、健全な競争環境の実現を目的としており価格と技術提案、その他の価格以外の要素について総合的に評価を行い落札者を決定する方式で す。簡易型に対応しており工事の特性(規模、技術的な工夫の余地)ぶ応じていずれかの類型を選択し、シミュレーションすることが可能です。